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ケアラーズカフェKIMAMA

Author:ケアラーズカフェKIMAMA
ケアラーズカフェKIMAMA(きまま)は、自宅のリビングを開放して介護者のための居場所を提供しています。
日々介護に追われる人たちが、ほっとひと息つける場所。
気楽に集えて、おしゃべりをし、ちょっと気分転換できる場所。
「この場」が、そのお手伝いをできれば、そう考えています。
また昨年9月にケアラーズカフェをはじめたのをきっかけに、「地域共生のいえ※」になるべく準備をすすめてきました。
ひとりでも多くの介護者にこの場所を知ってもらい、忙しい介護の合間に、ひと息ついていただけたら、そう願ってのことです。

開放日:毎月第3木曜日13時~16時
参加費:ケーキとお飲物つき650円

どうぞお気軽にお越しください。


※「地域共生のいえ」とは、
オーナー自らの意思により地域の公益的かつ非営利なまちづくりの活動の場として、地域の絆を育み開放性のある活用がなされている私有の建物のこと
(一財)世田谷トラストまちづくりHPより


また同じ場所では、毎週火曜日11時~17時にコミュニティカフェ「きままなスイーツカフェ」を開催中。
詳しくは、きままなスイーツカフェfacebookをどうぞ。


お問い合わせは下記メールまたはお電話でどうぞ。

*ケアラーズカフェKIMAMA*
世田谷区桜丘5-15-11(桜丘区民センターとなり岩瀬宅)
03-3439-1650
harumi2014325@yahoo.co.jp

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オランダ福祉視察ツアー体験記 4日目 アムステルダム 「アルツハイマー協会」

ツアー4日目、午前中はアムステルダムにある「アルツハイマー協会」を訪問、ジュリー・ミールベルさんからお話を伺いました。アルツハイマー協会は、認知症を理解してもらい、認知症者とその家族の生活の質を高めるための支援を目的として設立され、アムステルダムに本部があり、オランダ各地に52個所の支部があります。
アルツハイマー協会で働くスタッフは55人で、その他に6,000人程のボランティアが活動しており、募金活動専門のボランティアが31,000人以上います。主な活動は、認知症カフェの運営、認知症者や介護者のための情報提供や24時間対応の相談窓口、担当省庁とのロビー活動、TVその他のメディアを使っての広報活動、認知症啓発のための学校教育、ボランティアの教育など様々です。年間約10億円の寄付があり、財団が運営しています。
認知症カフェはオランダ各地に240か所あり、認知症者を理解し、社会に受け入れられることを目的としていて、認知症者本人やその家族(介護者)、同じ立場の者同士が情報を共有したり、意見交換をしたりして交流を図ります。介護のプロや精神科医、ケースマネジャー、法律家等の専門家も同席しているので、様々な相談にも応じてもらえます。これらの専門家たちは皆ボランティアでの参加です。アルツハイマーカフェは月に1回、同じ場所、同じ時刻で開催され、各回毎に異なるテーマについて話し合われます。例えば、「認知症とは何か?」「安楽死とは何か?」等についてです。
部屋には花が飾られ、お菓子とお茶が振る舞われます。アロマテラピーが利用されることもあるようです。
認知症カフェのオープン当初は誰も来ませんでしたが、今では常に15~20人、多い時には50人程が訪れることもあるとか。「認知症」がタブー視されない社会づくりを目指していると感じました。
実際に認知症カフェの様子をこの眼で見たかったのですが、残念ながら今回は見学する機会はありませんでした。

オランダの人口約1,700万人のうち65歳以上は280万人。認知症の人は、2012年現在で25万人いて、うち65歳未満の人は12,000人、移民が14,000人。そのうち「認知症の診断」を受けていない人が10万人います。25万人の認知症者の69%が在宅で暮らしています。
認知症の人が精神科病院に入院することはありません。この点が日本との大きな相違点で、日本では56,000人の認知症者が精神科病院に入院しています。オランダでは、精神科病院への強制入院は例外的で、裁判官ないし市長による承認を必要とします。
家庭医(オランダに8,000人)が認知症発見のゲートキーパーの役割を果たし、メモリークリニック(オランダに60か所)における認知症診断のためのデイケアがあります。メモリークリニックには精神科医の他看護師やセラピストがいて診断の手助けをします。
ナーシングホーム(日本でいう特別養護老人ホーム)に入居している認知症者は80,120人で、平均入居期間は1.5年。そのうちの1/3の重症者が、「Small Scale Living Unit」と呼ばれる、日本の認知症グループホームと同じような集合住宅で暮らしています。
認知症者は2040年には50万人に増加すると予想され、オランダにおいては年間39億ユーロの最もコストのかかる疾患(介護費用も含む)だといわれています。また介護者(ケアラー)の多くは過大な負担感やストレスを抱えているあるいは負担が過大になる重大なリスクに直面しています。
アルツハイマー協会はオランダ認知症国家戦略に当初から携わり、政府、研究機関、地域ネットワーク(認知症の人とその家族)と連携して2005年から全国認知症プログラムがスタートし、その後保険会社(ZVWという短期の医療を賄う保険の保険者)が加わって2008年に認知症統合ケアプログラムに移行し、さらに2011年からは専門職や事業者団体等も協働して全国認知症ケア基準となりました。地域ごとに異なる目標を設定して認知症の患者主体の問題解決に向けたプロジェクトからスタートし、認知症ケースマネージメントと組織間連携に基づいた認知症統合ケアの実現を目指し、現在95%の地域で認知症統合ケアが実施されています。こうした在宅ケアの充実がコストダウンにつながるといわれています。
今後は、認知症と診断されていない人(10万人/25万人)の問題を解決することや、認知症の患者やその家族にとって
本当に重要なことは何かを知り、「よいケア」の基準を再定義することが重要だと考えられているようです。
日本での認知症国家戦略はまだまだ大分立ち遅れているといえるでしょう。IMG_8978_convert_20140712090324_20140712104406359.jpg
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